ヒューストン生活

2017年1月〜2019年1月まで、平成28年度3次隊でモザンビークにて理科教育を行いました。2019年3月〜上海で仕事をしています。

モザンビークの中学校

Ola.やすです。最近はモザンビークの果物料理(…といっても、買ったフルーツを焼いたり、カットしたりしてヨーグルトと混ぜるだけなのですが…)にはまっています。

・・・モザンビークの食べ物については、またの機会にご紹介できればと思います。


今回は


・モザンビークの学校教育
・中学校時間割(一例)


についてご紹介したいと思います。


モザンビークの学校教育


2017年現在においてモザンビークでは1年生~7年生が初等教育、8年生~12年生が中等教育(8~10年生と11・12年生で分別。11・12年生は高校生レベル)。初等教育終了時と中等教育終了時には、卒業試験なるものがあり中等教育(日本でいう高校学校)を無事卒業できれば、大学や専門学校、○○養成学校に行けるようです。義務教育は初等教育の7年生までとなり、初等教育を無事卒業でき生徒は全体の50%ほどらしいです。初等教育機関がモザンビーク全土で約2万校舎あるのに対し、中等教育機関が1100程、大学や専門学校などはさらに少なくなり、これらまで通う人々はモザンビーク国内では相当エリート人材として見られるようです。


また、3学期制になっており、1学期が1月~4月、2学期が4月~7月、3学期が8月~11月になっています。


私の赴任した学校では生徒数も多く、授業は午前の部と午後の部・夜の部(大人?)で分かれています。午前の部は7時~12時で8・9学年生。午後の部は12時~17時半で10・11・12学年生が学んでいます。


中学校の時間割(一例)


授業は1コマ45分×6コマあります。
生徒が学ぶ学科と週当たりのコマ数は8~10年生で以下の様な感じです。


Portugues(ポルトガル語:週4~5コマ)
Ingles(英語:週3コマ)
Frances(フランス語:9学年から週2コマ)
Historia(歴史:週2コマ)
Geografia(地理:週2コマ)
Biologia(生物:週2コマ)
Fisica(物理:週2コマ)
Qumica(化学:週2コマ)
Matematica(数学:週4~5コマ)
Educaçao Visual(芸術:週2コマ)
Agro Pecuaria(農学:週2コマ)
N.Empreendedorismo(規律・道徳:週1コマ)
Educaçao Fisica(体育:週2コマ。午前中に授業がある生徒は午後の時間、午後に授業がある生徒は、午前中の時間にやっています。)


以下、学校に貼ってあった年間授業スケジュールです。授業はみっちりあります。先生方も週15~20コマ程の授業が入っており、みっちり授業があります。…が、先生方は45分授業を半分くらいの時間しか持たなかったり、遅刻したり…結構適当です‥‥。
※私の仕事は8学年と10学年の空いているコマのところに「物理実験」の授業をすることです。


☝8・9学年(8学年は16クラス、9学年は13クラス存在)


☝10学年(12クラス存在)


☝11・12学年(文系・理系等3コースに分かれてます。11学年は12クラス・12学年は5クラス存在)


…最後に、先日8学年(中学1年生相当)の数学の小テストの採点の手伝いをしたので参考までに写真をアップしておきます。

やっている内容は、日本の中学1年生が初めに行う内容とほぼほぼ変わりませんでした。モザンビークでは正解は
v,誤りは×で採点するようです。

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