鶏1羽買った話
Ola.やすです。2学期も3週間が無事終わり、授業も徐々に落ち着き始めてきました。
そして、実験授業を10学年生に行いましたが、…生徒の対応が非常に大変です。
ちなみに、2学期は4月23日から始まりましたが、一週目の授業は生徒の出席率が悪く、授業らしい授業はできませんでした。
☝2学期の授業、第1週目。生徒の出席率が悪く、人がいないクラスだと50名中10名程・・・
さて、先日、教員控室で授業準備をしていると、同僚から鶏(生きた鶏)を買わない?と話しを持ちかけられ、1羽買いました。・・・とういうことで、今回は鶏を1羽買ったときの話をご紹介します。
同僚の先生によくよく話を聞くと、手元に鶏が大量に余ってしまい、買い手を探してるとの事でした。同じ物理教科の先生でもあった為、1羽のみ承諾しました。ちなみにお値段は、200MT。スーパーで下ごしらえ済みの鶏一羽を買うと250~300MT程なので、適正な価格です。
☝同僚の先生と鶏(食肉用)。1羽承諾した後に見せてくれました。…車の中に…大量にいました。
一刻も早く手放したかったのでしょうか…翌日の午前中に届けるね。と話が進んだので、家の隣人に事情を話して鶏1羽預かってもらうことにしました(私は午前中に授業があった為)。
…しかし、一つ悩みがありました。それは、私は未だ鶏を絞められない・・・ということです。やり方は以前学んだのですが・・・抵抗があります。
翌日、夕方自宅に帰ったときに隣人を尋ねたところ―、
・・・同僚の先生が既に鶏を絞めてくれていました。幾分手間がかかる作業の為、そこまでしてくれるとは思っていなかったのです。
※私も以前、お手伝いだけした経験があります。【ブログ: Xitiqueという行事】
さらに、鶏を預かってもらった隣人が―、
・・・私の為に料理をしてくれました。実はこちらの隣人さん、今まであまり会話をしたことがなかったのですが、鶏が縁となりました。
☝上手に味付けをしたのち、グリルで焼いていもらいました。
そして、味付け(専用ソースのつくり方)まで、丁寧に教えてもらい・・・おいしく頂きました。
モザンビークに来て、お金や物をせがまれたり、嫌な思いも多々ありますが、同様にいろいろな人から助けられて生きています。
そんな鶏にまつわるエピソードでした。
Obrigadeo!(ありがとう)Ate Ja!