ヒューストン生活

2017年1月〜2019年1月まで、平成28年度3次隊でモザンビークにて理科教育を行いました。2019年3月〜上海で仕事をしています。

二本松訓練終了して早くも2週間

はじめまして。やすです。


10年前より念願であった青年海外協力隊に入隊。先日無事に二本松訓練所(以下NTC: Nihonmatsu training Center)での派遣前訓練も終わりました。


訓練について簡単にご案内します。

1.日課(月曜~土曜、日曜のみ休み。祝日関係なし)
5:30~6:00   起床
6:15     館内放送
6:30 ~ 7:10 ラジオ体操、ランニング(野外の場合)
7:10 ~ 7:50 朝食
8:45 ~ 9:35 1限目(語学)
9:45 ~10:35 2限目(語学)
10:45~11:35 3限目(語学)
11:40~12:30 昼食(毎火曜日12:15~12:50委員会打合せ)
13:00~13:50 4限目(語学/講座・オリエンテーション/予防接種)
14:00~14:50 5限目(語学/講座・オリエンテーション/予防接種)
15:10~16:00 講座/オリエンテーション
16:10~17:00 講座/オリエンテーション
17:00~18:00 毎火曜日班別ミーテング/班別活動/土曜のみ17時~翌22時まで自由
       (但し、外泊する場合は木曜朝までに外泊届の提出義務) 
18:00~18:50 夕食
   ~22:30 自習/自主講座への参加/入浴など
22:30~    班別点呼
23:00     消灯
23:00~    居室にて自習など
23:30~24:30  就寝

※朝の体操(JICA公式FaceBookより)




2.規則
・班制(班長・副班長の存在)
・全体日直係(朝の朝礼の放送と最終(夜11時以降)の各居住棟点検)の存在
・居室以外での私物放置の禁止
・食事の規制(食事時間の規制・食事摂取張の記入義務と摂取義務・週末食事の完全申込制と申込時の摂取義務)
・委員会の設置と各委員会での委員長の選出・委員会運営(ラジオ委員・野外委員・図書委員・講座委員)
・食事片付け係の配置(食堂スタッフの補佐)
・毎朝6時30分からの体操参加の義務(体調不良等の場合で欠席する場合の欠席届け、書類の提出義務)
・授業の参加(定時参加の徹底と体調不良などによる欠席時における届け出提出義務)
・週末外泊する場合における外泊届書類の提出(木曜朝まで時間厳守)
・夜11時以降の居室以外滞在の禁止
・外出時夜10時迄の訓練所への帰所門限
・授業や講座中の居眠りの禁止


…等である。これらの規則に対し、一部の訓練生から規則の緩和を求める声や、些細な規則違反(例えば食事のチェックし忘れ、忘れ物など…)で呼び出しや注意を喚起される場も多々あり、それらに対し不満を挙げる声も見受けられた。これにより、次期隊次からは若干規則が緩和される面があるらしい。しかし、一見解になってしまうが、私は訓練所の規則が厳しいと思ったことは一度もなく、まさしく訓練する処へ入所したわけである為、もっと厳しくてもよかったのではないかとも思う。私は全体講義では一番後ろの席に座っていたわけであるが、いつも我関せずと寝てしまっている候補生を見ると、残念でいたたまわれない気持ちになる。(…とはいっても、ほとんどのメンバーは、熱心に講義に参加しているのだが)
国の事業として派遣される立場である以上、責任感と一社会人としての参加を志してほしいと思う限りであった。


…しかし、同時にいざ自主講座に参加すると、流石にいろいろな経験を積んでいる方々だと敬う場面、食堂で今までの経験を聞いた時に、こんなすごい人がいるのか!と思ったこと。将来の夢を熱く語るメンバーに情熱をもらったことの方は、それ以上に多くあった。
 

※訓練所スケジュール
   
3.入隊期間と入隊人数、語学
入隊期間は10月6日~12月14日の70日間。(シニアボランティアのメンバーは12月14日まで)※以前は、青年海外協力隊(以下JOCV:Japan Overseas Cooperation Volunteers)と同じ期間訓練をしていたみたいであるが、家庭の事情等でシニアボランティア(以下SV:Senior Volunteers)の方は訓練期間が短くなったそうである。また、JOCVは以前は90日間の訓練であたが、現在は70日間の訓練となっている。規則も依然と比べれば甘くなっているらしい。
また、JOCV136名(男性67名女性69名)SV18名(男性14名女性4名)、総勢154名での訓練であった。(隊次によって人数は大きく異なるらしい。4月入隊の1次隊は総勢200名弱いたそうであり、4次隊では総勢して100名ほどらしい)。NTCでは主にアジアと中東および東アフリカのメンバーが滞在。アジア8か国、中東・アフリカで16か国。語学は英語・インドネシア語・マレー語・タイ語・アラビア語・フランス語・ポルトガル語・ケマール語・ラオ語・モンゴル語・スワヒリ語・ミャンマー語…の12か国語。入隊して間もなく行われる語学テストでクラス編成され、1~6名で語学講師と授業を受けることとなる。講師は総勢40名ほどいた為、クラス平均で約4人弱といったところである。

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