ヒューストン生活

2017年1月〜2019年1月まで、平成28年度3次隊でモザンビークにて理科教育を行いました。2019年3月〜上海で仕事をしています。

首都マプトの教科書販売所

Ola.やすです。休暇4日目。涼しい朝でしたが、昼になるとまだまだ暑いモザンビークです。本日は、数学の教科書(補修の為)や醤油・物理の実験で使えそうな物などの買い出しの為、首都マプトまで上がりました。…といっても、私が住む任地からはシャパという乗り合いバスで1時間~1時間半くらいで上がれます。…このシャパがとにかく混雑するため、座席を確保できなかったときは、かなりの体力を取られます。


左)シャパ(ワゴンタイプ)。通常走るワゴンタイプから大型のバスのタイプまで様々。通常は上記の様なワゴンタイプには最大25人くらいが乗車し、押し詰めです。値段は決まっていて最初の7kmまでは7MT(約10円)で乗車可です。私の任地までは20Km程の道程で、12MT(約15円~20円)で乗ることができます。
右)JICA事務所では基本禁止されている(事故が多いらしい)乗り物。チョペラ。富裕層とみられるモザンビーク人や外国人観光客が良く利用しています。私はシャパと比べると高いので乗りません。勿論、通常のタクシーも走っており、お値段はさらにお高めです。


・・・ということで、本日はモザンビークの教科書事情(主にマプトの教科書販売所)…をご紹介します。


結論からいうと、目当ての8~10学年全ての数学の教科書は手に入れられませんでした。(どこも在庫切れ…)


唯一手に入れることができた9学年(中学2年生相当)の教科書。Texto Editores出版。
右) 関数の箇所…日本の中学校で学習する内容よりも難しい気がします。2次関数では頂点のY軸やX軸の移動も学習するようです。…先日の数学の採点をしましたが【ブログ:1学期のテスト】、モザンビーク国で求めようとしている数学のレベルに生徒たちはついていけてないような気がします…。


首都マプトで教科書の購入できる処を掲載します。ちなみに、教科書はLivraia(書店)よりもPapelaria(文具店)に置いてあるようです。


右下 赤〇 がJICA事務所です。1~6:教科書が購入できるところ(下記参照)。オレンジ〇 は以前【ブログ:モザンビーク50日目】紹介したところです。(写真はGoogle Mapより)




地図の説明


1.JICA事務所近くの書店…本棚に並べられており、手に取ってみることができます。


2.Papelaria Rex…文具店。教科書は奥の棚に並べられていて、店員さんに話すと希望の教科書を取り出してくれます。


3.Mabuko…書店。教科書も揃えています。


4.Paperaria Academica…文具店。中に入ると教科書があります。


5.Diname…一見工場なのですが、受付に教科書を買いたい旨を伝えると、購買カウンターに案内してくれます。先輩隊員の情報では在庫も多くお勧めとのことで、最後の切り札として行くのですが、私は未だここで教科書を買ったことがありません。無いもののはどこに行っても無いのかもしれませんね…。

左)ちょっと分かりずらいところにありあす。PEPというモザンビークでは比較的有名な洋服・雑貨店を左折すると右手側にあります。右)右側に見える工場っぽいのがDiname。


6.Premeir…以前もご紹介した、総合スーパーです。何でも揃えてあり、教科書も置いてあります。案外ほしい教科書もお手頃な価格で販売されています。本日の数学の教科書はここで購入しました。


ちなみに、教科書に定価はなく、8~10学年で250~500MT程。11・12学年になると値段が増すような気がします。


他にも教科書を購入できるところはあると思うのですが…、私が現在、把握できているのは以上6カ所です。


…最後に、中華ショップで良いものを購入できたため2品のみご紹介します。

右…餅。400グラム150MT(約200~250円)でした。左…磁石(大量)。40個ほど入っており、215MT(300円前後)。モザンビークでは磁石が中々手に入りにくいことが分かった近頃。実験用に思わず買いました。


ではー。Ate Ja!(また次回)

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